生活習慣に潜む高密度リポタンパク質粒子の形態異常を引き起こすリスク因子の解析
Project/Area Number |
25460779
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Research Field |
Epidemiology and preventive medicine
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Research Institution | Rikkyo University |
Principal Investigator |
田渕 眞理 立教大学, 理学部, 准教授 (60380086)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
瀬尾 誠 埼玉医科大学, 医学部, 助教 (10406473)
井上 郁夫 埼玉医科大学, 医学部, 准教授 (60232526)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥5,070,000 (Direct Cost: ¥3,900,000、Indirect Cost: ¥1,170,000)
Fiscal Year 2015: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2014: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
Fiscal Year 2013: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
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Keywords | リポタンパク質 / HDL / 生活習慣病 / 脂質異常 / 動脈硬化症 / 生活習慣 |
Outline of Annual Research Achievements |
近年、心筋梗塞・脳梗塞などの患者が急増しており、とりわけ、40~50代の発症が社会問題になっている。これらの疾病は、健康診断の項目の低密度リポタンパク質(LDL)や中性脂肪の量とは正の、高密度リポタンパク質(HDL)の量とは負の相関があるとされているが、心筋梗塞・脳梗塞の発症事例の中には、そのスクリーニングにひっかかっていないケースも多い。また、生活習慣と密接に関わっているとされているが、どのような因子がどのようにかかわっているかは明らかになっていない。我々は、生活習慣の違いにより、HDLの粒子に特殊な形態をもつものを見出した。HDLの質的解析により、脂質代謝のリスク予測ができる可能性がある。そこで、特殊なHDL形態について、生活習慣に潜む形態異常を示すリスク因子の解明、および、形態異常の生成メカニズムを解析することを目的とした。 HDL粒子の走査プローブ顕微鏡(SPM)解析により、異常形態を示す検体を見出した。異常形態群と正常群に分類して、生化学検査値と比較すると、生化学検査値の異常値と異常形態とに相関があることがわかった。また生活習慣との相関があることがわかった。中でも喫煙、食生活の乱れ、運動不足が因子であることがわかった。 さらにHDL粒子の凝集状態が異なることを見出した。凝集構造をとるものは、先のHDL粒子の異常形態のものと一致した。生活習慣が、生化学検査値のみならず、HDLの粒子形態そのものに影響を与えていることがわかった。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)