Project/Area Number |
25860805
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Research Field |
Collagenous pathology/Allergology
|
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
南部 あや 東京大学, 医科学研究所, 特任研究員 (10456197)
|
Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2014-03-31
|
Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2013)
|
Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2013: ¥2,990,000 (Direct Cost: ¥2,300,000、Indirect Cost: ¥690,000)
|
Keywords | Th17分化機構 / 国際情報交換 |
Research Abstract |
Th17細胞は、細胞外微生物の排除や自己免疫疾患の発症において重要な役割を担っている細胞の一つである。Th17細胞の分化・機能制御において必須の転写因子としてRORgtが知られている。しかし、RORgtのみではTh17の機能発現全てを説明するには不十分であり、他の転写因子やシグナル伝達因子と協調していることが示唆されているが、その全容は不明である。そこで本研究ではRORgtと協調して機能する新規Th17細胞特異的制御因子の同定し、Th17細胞関連疾患の発症機構を解明することを目的とした。 本年度の計画はTh17細胞特異的制御因子の同定であった。(1) 候補因子の絞り込み:ヒトTh17細胞でRORgt依存的に発現が制御されていると考えられる因子を全RNAシークエンスのデータベースより抽出した。更に、実際にTh17細胞での発現を確認し、候補遺伝子を絞り込むことに成功した。 (2)ヒトTh17細胞における機能評価:上記1で抽出した遺伝子のヒトTh17細胞での機能をshRNAによってノックダウンすることで評価した。その結果、18遺伝子がヒトTh17細胞の機能を制御している可能性が示唆された。更にTh17特異的であることを確認すべく、ヒト臍帯血より採取したnaiveT細胞からTh1, Th2, Treg,s Th0細胞を誘導する条件の確立を試みた。この条件とshRNAによるノックダウンを組み合わせ、更に候補遺伝子の機能解析を続ける予定である。
|
Report
(1 results)
Research Products
(3 results)
-
[Journal Article] IL-33, but not IL-25, is crucial for the development of house dust mite antigen-induced allergic rhinitis2013
Author(s)
Nakanishi W, Yamaguchi S, Matsuda A, Suzukawa M, Shibui A, Nambu A, Kondo K, Suto H, Saito H, Matsumoto K, Yamasoba T, Nakae S
-
Journal Title
PLoS ONE
Volume: 8
Issue: 10
Pages: e78099-e78099
DOI
Related Report
Peer Reviewed
-
-