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術後痛に対する下行性痛み抑制系の関与

Research Project

Project/Area Number 25861367
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Allocation TypeMulti-year Fund
Research Field Anesthesiology
Research InstitutionShinshu University

Principal Investigator

杉山 大介  信州大学, 医学部, 助教 (40467189)

Project Period (FY) 2013-04-01 – 2014-03-31
Project Status Discontinued (Fiscal Year 2013)
Budget Amount *help
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2014: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
Fiscal Year 2013: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
Keywords術後痛 / 下行性抑制系 / in vivo / 電気生理
Research Abstract

<ラット足底切開モデルを用いた青斑核細胞からのin vivoパッチクランプ記録による術後痛メカニズムへの下行性痛み抑制系関与の検討>
本研究では,術後痛モデルラットから脳幹青斑核神経細胞から電気生理学的な反応を解析することにより,術後痛メカニズムにおけるノルアドレナリンによる下行性疼痛抑制系の関与を検討することが目的である.術後痛メカニズムの研究ではラット足底切開モデルを用いたものが非常に多く,本年度はこれまで報告されている研究結果との比較を行う上でも,まずはラット足底切開モデルを用いて脳幹青斑核細胞からのin vivo細胞外記録による実験を行った.その結果ラット脳幹青斑核神経細胞からのin vivo 細胞外記録に成功し,足底切開前後での脳幹青斑核神経細胞の反応を記録することができた.続いてin vivoパッチクランプ記録によるラット足底切開モデルからの脳幹青斑核神経細胞の活動電位閾値下の入出力の検討を試みた.しかし脳幹青斑核細胞からin vivo パッチクランプ記録した状態で足底切開を加えると,記録が中断されてしまい実験の継続が技術的にかなり難易度が高く,安定した記録を得るには至らなかった.
<ラット開腹術モデルを用いた青斑核細胞からのin vivoパッチクランプ記録による術後痛メカニズムへの下行性痛み抑制系関与の検討>
続いて,より臨床で痛みが強く遷延されるとされる,開腹術後痛に対する下行性痛み抑制系の関与を調べるために,ラット開腹術モデルを用いて,脳幹青斑核細胞からの電気生理学的検討を行った.細胞外記録による検討実験を行ったが,パッチクランプ記録による検討実験は時間的に間に合わず行うことができなかった.

Report

(1 results)
  • 2013 Annual Research Report

URL: 

Published: 2014-07-25   Modified: 2019-07-29  

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