汎用的技能としてのクリティカルシンキング標準テスト開発のための基礎的研究
Project/Area Number |
25870318
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Research Field |
Education
Philosophy/Ethics
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Research Institution | Aichi University of Education |
Principal Investigator |
久保田 祐歌 愛知教育大学, 学内共同利用施設等, 研究員 (70527655)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | クリティカルシンキング / 汎用的技能 / 標準テスト / 批判的思考力 / 教育評価 / 効果測定 |
Outline of Annual Research Achievements |
26年度として、標準テストのパイロット版作成の基礎となる、次の二つの調査研究を行った。(1)国外で開発された標準テスト(ワトソン-グレイザー・クリティカルシンキング・テスト等)を和訳し、各設問項目の内容について、日本の大学生への実施可能性を踏まえた検討を行った。(2)クリティカルシンキングの育成とその評価について、国内外の先行研究の調査に基づき検討するとともに、標準テストと対置されるルーブリックを用いたパフォーマンス評価法とを比較し、汎用的技能としてのクリティカルシンキングの測定において標準テストが果たす意義について明確化した。これらの成果については、高等教育学会大会および名古屋哲学教育研究会において口頭発表した。さらに、これらの調査研究を活かし、第7回初年次教育学会の大会ワークショップ「クリティカル・シンキングを育成する初年次教育」(共同)において、教育目標と教育方法についての理論的説明を行った。また、総括として、大学教育におけるクリティカルシンキング育成の課題を論文にまとめた。 全研究期間において、(1)クリティカルシンキングを教育目標の一部に据えた大学における教育効果の測定方法および測定結果を学生の到達度向上に活かす施策についての文献調査および訪問調査、(2)クリティカルシンキングを測定する標準テストの分析および授業での実証調査を行い、標準テスト開発のための基礎固めを進めることができた。
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Report
(2 results)
Research Products
(6 results)