放射線照射後の欠失・転座を導くDNA二本鎖切断修復経路の解析
Project/Area Number |
25881002
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Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Risk sciences of radiation and chemicals
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Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
柴田 淳史 群馬大学, その他部局等, 助教 (30707633)
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Project Period (FY) |
2013-08-30 – 2015-03-31
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Project Status |
Declined (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | Ionising radiation / NHEJ / Resection / CtIP / BRCA1 |
Research Abstract |
NHEJは全細胞周期を通じて働き、HRはS/G2期でのみ働くことが知られている。HRの過程では数百~数千bpのresectionが行われるのに対し、NHEJのみが働くG1期でのresectionは数十~数百bp単位で起こると考えられている。それぞれのresectionの規模は異なるが、resection開始メカニズムは類似していることが想定されるため、HRにおけるresectionを開始する因子であるCtIPのNHEJにおける役割を検討した。ゲノムDNAに部位特異的制限酵素配列であるI-SceI配列導入したNHEJアッセイ系を用いることにより、CtIPノックダウン細胞におけるNHEJ後の連結配列をシーケンス解析により行った。コントロール細胞では数十~数百bpの大きさの欠失変異が認められたことから、一部のNHEJではDSB末端のプロセシングとは異なるresectionを介したNHEJが行われていることが示唆された。また、CtIPノックダウン細胞では欠失変異頻度の低下が認められた。欠失変異頻度の減少はresectionの低下を示唆している。さらにCtIPと相互作用する分子BRCA1のノックダウン細胞についても同様な系を用い解析を行ったところ、欠失変異の低下が認められた。以上の結果から、HR同様、G1期のNHEJにおいてもCtIPやBRCA1がresectionを促進している可能性が示唆された。
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Current Status of Research Progress |
Reason
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)