体温上昇時に起こる過換気と脳血流低下反応の特性解明:睡眠不足の影響
Project/Area Number |
25882005
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Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Sports science
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
辻 文 筑波大学, 体育系, 研究員 (40707212)
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Project Period (FY) |
2013-08-30 – 2015-03-31
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Project Status |
Declined (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 睡眠不足 / 過換気 / 体温上昇 / 熱中症 / 体温調節 / 断眠 |
Research Abstract |
気温の上昇によって熱中症搬送者数は増加傾向にある一方で、不規則な睡眠習慣やシフトワーク等によって十分な睡眠が確保できない状態で運動を行う場合が多く存在する。加えて近年、体温上昇時には過換気が起こることで脳血流量の低下が起こり、このことが熱中症や運動パフォーマンス低下と関係している可能性が示唆されている。そこで本研究では暑熱下運動時の換気亢進反応とそれに付随する脳血流低下に及ぼす睡眠不足の影響を検討した。 本年度は、暑熱下運動時における換気量の経時変化と深部体温上昇に伴う換気亢進反応が断眠の影響を受けるのか検討した。実験は、(1) 断眠もしくは(2) 通常の睡眠をとった後、暑熱環境下で中強度の一定負荷自転車運動を実施した。具体的には、断眠条件では、被験者は夕食後に実験室へ来室し、睡眠をとらずに朝まで過ごした (AM 6:30に朝食を摂る)。この間は、テレビや読書を行って過ごした。一方、通常睡眠条件では、普段通りの時間に就寝しAM 6:00に起床後、朝食を摂取した。両条件ともにAM 8:30になった後、室温37℃、相対湿度50%に設定した環境制御室内に移動し、60分間の安静状態を保った。5分間のベースライン測定後、水温18℃で25分間の浸水冷却を行ってから (これにより過換気が起こる深部体温閾値を検討できる)、中強度 (最大酸素摂取量の50%負荷) の自転車運動を行った。現在、4名の被験者でデータを取り終えている。解析を進めているとともに、被験者数を増やしていく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Reason
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Report
(1 results)
Research Products
(3 results)