トランスポーター解析デバイスの開発とヌクレオシド取り込み系の解明
Project/Area Number |
25891007
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Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Functional biochemistry
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
友池 史明 東京大学, 生産技術研究所, 研究員 (70708586)
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Project Period (FY) |
2013-08-30 – 2015-03-31
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Project Status |
Declined (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 蛋白質 / 微細加工 / 高度好熱菌 / 遺伝子 / 生体分子 |
Research Abstract |
平成25年度は、バクテリアのジャイアントスフェロプラスト調整の条件検討と直径 4 マイクロメートルの微小な孔が多数あいたパリレンシートの作製と組み込みを行った。 バクテリアのジャイアントスフェロプラストの条件検討については、セファレキシン存在下で培養を行い、リゾチウムで処理することで行った。これにより、長期培養を行い、定常期に入ったバクテリアではリゾチウム処理によってスフェロプラストの形成は見られなかったが、対数増殖期ではセファレキシン存在下の培養とリゾチウム処理五分でジャイアントスフェロプラストの形成が確認できた。この処理により、球形に単離したものでは、直径 5 マイクロメートル程度のジャイアントスフェロプラストが得られた。 微小な孔があいたパリレンシートの作製については、パリレン上にアルミ蒸着を行い、フォトレジスト S1818 によってアルミのパターンを形成する従来の手法では、設計通りの孔があけることが困難であった。これは孔の数を増やしたためと考えられる。そこで、アルミの下に有機溶媒で溶解するフォトレジスト ZPN-1150 をパターンし、アルミをリフトオフすることで孔のパターンを行い、プラズマエッチングで処理することで直径 4 マイクロメートルの孔を 800 個以上あけることに成功した。 また、パリレンフィルムのデバイスへの組み込みについては、従来はパリレンフィルムをガラス基板からピンセットなどで外し、デバイスに固定していた。しかし、この方法ではパリレンシートをデバイス中に凹凸なく固定することは困難であった。そこで本年度の研究により、デバイス素材をアクリルにすることで、アクリル溶剤によってパリレンシートをガラス基板についたまま、デバイス中に固定することに成功した。これにより、デバイス中に凹凸なくパリレンシートを容易に固定することが可能になった。
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Current Status of Research Progress |
Reason
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Report
(1 results)
Research Products
(4 results)