Project/Area Number |
25893102
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Immunology
|
Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
森田 大輔 京都大学, ウイルス研究所, 助教 (40706173)
|
Project Period (FY) |
2013-08-30 – 2015-03-31
|
Project Status |
Declined (Fiscal Year 2014)
|
Budget Amount *help |
¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,000,000、Indirect Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
|
Keywords | MHC / ミリスチン酸修飾 / リポペプチド |
Research Abstract |
研究代表者を中心としたサルエイズモデルを用いた解析から、「リポペプチド」という新しい抗原種に対する特異的T細胞応答の存在が明らかとなってきた。しかし、その分子細胞機序は不明である。そこで、平成25年度においては、リポペプチドを提示する抗原提示分子の同定を目指した。 アカゲザル単球を免疫原として樹立した数千に及ぶモノクローナル抗体群の中からリポペプチド抗原提示を特異的に阻害する抗体をスクリーニングした結果、抗MHCクラス1分子重鎖抗体および抗サルベータ2ミクログロブリン抗体が阻害抗体として同定された。このことから、古典的MHCクラス1分子(Mamu-A,B)あるいは非古典的MHCクラス1分子(Mamu-E,F,I,AG)がリポペプチド抗原提示の責任を担うものと考えられた。そこで、サルMHCを網羅的に単離することを目的に、全てのMHCクラス1遺伝子において高い相同性を示す領域に特異的に結合するDNAプローブを作製した。このプローブを用いて、サル単球由来cDNAをソーティングし、サルMHCクラス1遺伝子のcDNAライブラリーを構築した。このライブラリーの中からリポペプチド抗原存在下に特異的T細胞株を活性化する能力のある遺伝子をスクリーニングしたところ、新規アリルであるMamu-nov*1をリポペプチド抗原提示分子として同定することに成功した。 以上より、MHCクラス1分子がリポペプチド抗原提示を担うことを初めて明らかにした。
|
Current Status of Research Progress |
Reason
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
|