HERS形成過程におけるPaxillinの役割の解明
Project/Area Number |
25893219
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Morphological basic dentistry
|
Research Institution | Iwate Medical University |
Principal Investigator |
熊上 深香 (坂野 深香) 岩手医科大学, 歯学部, その他 (30710826)
|
Project Period (FY) |
2013-08-30 – 2015-03-31
|
Project Status |
Declined (Fiscal Year 2014)
|
Budget Amount *help |
¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
|
Keywords | 歯の発生 / ヘルトヴィッヒ上皮鞘 / 細胞遊走 |
Research Abstract |
歯根発生開始時には、エナメル器Cervical loop(CL)からHertwig上皮鞘(HERS)が形成される。HERSは歯根象牙質の形成を誘導するが、HERSの発生メカニズムは十分に理解されていない。HERSの発生や伸長は歯根象牙質の成長と深く関連していることから、歯根発生異常の病因解明には、HERSの発生や伸長を制御する分子メカニズムを知る必要があると考えた。そこで我々は、細胞の走化性を制御する分子Paxillinが外エナメル上皮(OEE)やHERS細胞に強く発現することを見いだした。本研究ではHERS形成に関わるPaxillinの機能的役割を明確にすることを目的とした。本年度は、1)組織学的解析によるHERS におけるPaxillin発現パターンの検証、2)リアルタイムイメージングを用いたHERSにおけるPaxillinの発現を直接可視化する実験システムの構築、3)歯胚器官培養を使ったHERSにおけるPaxillinの機能獲得・喪失実験を計画した。1)に関して、胎生18.5日~生後8日におけるPaxillin発現パターンを解析した結果、いずれの時期でもHERSが伸長している部位で発現がみられた。2)に関して、Paxillin-GFPマウスを購入し、スライスカルチャーリアルタイムイメージング方法の構築をおこなった。3)に関して、HERS由来細胞株にPaxillin-shRNA、overexpression vectorを導入し、実験条件の検討と細胞遊走アッセイを行った結果、Paxillinが細胞の遊走をコントロールしている可能性が考えられた。
|
Current Status of Research Progress |
Reason
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
|
Report
(1 results)
Research Products
(1 results)