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補体C1qによるシナプス除去機能の新規制御メカニズムの解明

Research Project

Project/Area Number 25893233
Research Category

Grant-in-Aid for Research Activity Start-up

Allocation TypeSingle-year Grants
Research Field General physiology
Research InstitutionKeio University

Principal Investigator

鈴木 邦道  慶應義塾大学, 医学部, 助教 (10713703)

Project Period (FY) 2013-08-30 – 2015-03-31
Project Status Declined (Fiscal Year 2014)
Budget Amount *help
¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2013: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Keywords神経科学 / シナプス / C1q / 補体 / cerebellin / synapse elimination / 小脳
Research Abstract

研究計画に掲げた【課題1】補体によるシナプス除去現象の時空間制御メカニズムの解明については、補体C1qの遺伝子群のクローニングおよび発現をほぼ完了し、検出可能な抗体を選別することができた。また内因性のC1qおよびC3についてもノックアウトマウスを用いた比較検討から、検出可能な抗体および染色方法を確立したことで、メカニズム探索の遂行に必要なツールを得ることができた。C1qの受容体の探索やC1qの神経細胞への結合性に変化を与える刺激の探索についても検討を行い、C1qが結合する条件を見出しつつある。一方で、補体によるシナプス除去現象を再現するために補体C1qおよびC3のノックアウトマウスを用いて、両側の網膜神経節細胞から外側膝状体への投射に異常が見られるか否か検討したところ、既報とは異なり野生型マウスとの差異を見出せなかった。現在、既報の真偽を確かめるために再現実験を行うと同時に追加の確認実験を計画している。
【課題2】内因性の補体が正常発達段階において引き起こすシナプス除去に対して介入する系の確立、については、シナプス形成を強制的に生じさせるために、Cerebellin1(Cbln1)とNeuronal pentraxin1(NPTX1)の部分配列を結合させたキメラタンパク質CPTX1を処理する実験を行った。その結果、小脳顆粒細胞とAMPA型受容体を発現する非神経細胞との間に人工的にシナプスを形成させることに成功した。またこのキメラタンパク質をCbln1欠損マウスの小脳に投与したところ、興味深いことに運動失調の一部を改善することができた。

Current Status of Research Progress
Reason

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

Strategy for Future Research Activity

翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。

Report

(1 results)
  • 2013 Annual Research Report

URL: 

Published: 2013-09-12   Modified: 2019-07-29  

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