情報通信機器を用いたワーク・ライフ・バランスの改善と子育て支援に関する研究
Project/Area Number |
25919021
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
工学Ⅱ-B(情報系)
|
Research Institution | Tokyo University of Science |
Principal Investigator |
鈴木 窓香 東京理科大学, 教務部教務課(野田), 主任
|
Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2014-03-31
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2013)
|
Budget Amount *help |
¥300,000 (Direct Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2013: ¥300,000 (Direct Cost: ¥300,000)
|
Keywords | 音声画像通信 / 子供 / 安心感 |
Research Abstract |
共働き世帯が増加する中、家庭で保護者の帰りを待つ子供たちの安心感を確保することは重要である。本研究では、職場にいる母親と自宅にいる子供との間に音声画像通信による対面会話環境を構築し、評価実験を行った。電子情報通信学会2013ソサイエティ大会(9月)では、小学生等低年齢の子供に焦点をあて、母親の音声・画像が留守番時の子供の安心感に与える影響と有効性を実験により評価し、報告した。電子情報通信学会ヒューマンコミュニケーション基礎研究会(2月)及び電子情報通信学会2014年総合大会では、新たなデータを追加すると共に、本システムを長期間(2ヶ月間)用いた場合の、母親の音声・画像が子供のコミュニケーション行動に与える影響の変化についても報告した。 実験の結果からは、例外はあったが、10歳以下の子供の方が11歳以上の子供よりもコミュニケーション行動が多かった。このことから、年齢が低い方が、一般に安心感を醸成するために多くのコミュニケーションを必要とすると思われる。また、長期間経過後も今回のシステムによる母親の音声・画像は子供の安心感を醸成するのに有効だったと思われる。 本研究では、電波センサ及びネットワークカメラを用いた見守りシステムの開発のために必要な、システムの不安軽減効果について検討し、効果を実験により明らかにした。
|
Report
(1 results)
Research Products
(3 results)