近未来の変動性再生可能エネルギーの極端事象分布と地理・気候条件との関係

• Project/Area Number: 25K00557
• Research Category: Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
• Allocation Type: Multi-year Fund
• Section: 一般
• Review Section: Basic Section 04010:Geography-related
• Research Institution: Japan, Meteorological Research Institute
• Principal Investigator: 村田 昭彦 気象庁気象研究所, 応用気象研究部, 部長 (10354474)
• Co-Investigator(Kenkyū-buntansha): 大庭 雅道 一般財団法人電力中央研究所, サステナブルシステム研究本部, 上席研究員 (40466660) ; 宇野 史睦 日本大学, 文理学部, 准教授 (60634946) ; 益子 渉 気象庁気象研究所, 台風・災害気象研究部, 室長 (30354476) ; 川瀬 宏明 気象庁気象研究所, 応用気象研究部, 主任研究官 (20537287) ; 野坂 真也 気象庁気象研究所, 応用気象研究部, 研究官 (40751805) ; 福井 真 気象庁気象研究所, 応用気象研究部, 研究官 (30756557)
• Project Period (FY): 2025-04-01 – 2029-03-31
• Project Status: Granted (Fiscal Year 2025)
• Budget Amount: ¥25,610,000 (Direct Cost: ¥19,700,000、Indirect Cost: ¥5,910,000); Fiscal Year 2028: ¥7,800,000 (Direct Cost: ¥6,000,000、Indirect Cost: ¥1,800,000); Fiscal Year 2027: ¥5,850,000 (Direct Cost: ¥4,500,000、Indirect Cost: ¥1,350,000); Fiscal Year 2026: ¥5,850,000 (Direct Cost: ¥4,500,000、Indirect Cost: ¥1,350,000); Fiscal Year 2025: ¥6,110,000 (Direct Cost: ¥4,700,000、Indirect Cost: ¥1,410,000)
• Keywords: 気候 / 近未来 / 変動性再生可能エネルギー / 極端事象 / 地理

Outline of Research at the Start

地球温暖化の進行に伴い温室効果気体の排出削減が求められ、太陽光・風力といった変動性再生可能エネルギー（VRE）の導入拡大が見込まれている。これまでは平均的な発電ポテンシャルが注目されてきたが、電力の安定供給の観点ではVREの変動特性を把握することが必要である。特にVREの極端変動事象は停電につながりかねない重要なリスク情報である。そこで、高解像度気候予測データの日射量・風向・風速を用いて、現在から近未来にかけてのVREの極端変動事象を予測し、地理的条件と気候条件がVREの変化に及ぼす影響とその要因を解析する。得られた結果を確度情報を付与した形でデジタル分布図として公開する。