Budget Amount *help |
¥18,590,000 (Direct Cost: ¥14,300,000、Indirect Cost: ¥4,290,000)
Fiscal Year 2027: ¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2026: ¥6,760,000 (Direct Cost: ¥5,200,000、Indirect Cost: ¥1,560,000)
Fiscal Year 2025: ¥7,150,000 (Direct Cost: ¥5,500,000、Indirect Cost: ¥1,650,000)
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Outline of Research at the Start |
「宇宙はなぜ存在するのか」が我々の問いである.素粒子物理学によればビッグバンにより素粒子が生まれるとき反粒子も同時に生成されるが現在の宇宙は反物質が存在しない宇宙である.これは粒子と反粒子が崩壊する際に,CP対称性の破れにより粒子の数が反粒子の数より僅かに多くなり対消滅を免れた粒子が残ったからと考えられている.クォークのCP対称性の破れは発見されたがその量は非常に小さく現在の宇宙を説明できない.T2K実験によりニュートリノのCP対称性が大きく破れている可能性が示唆され,次世代のハイパーカミオカンデ実験で発見に至るために,新しく開発した電子増倍管によりミューオンモニターの高耐放射線化を行う.
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