微結晶から成る多結晶材料の機能を支配する構成粒子の統計的構造特徴量の新評価法構築

• Project/Area Number: 25K01684
• Research Category: Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
• Allocation Type: Multi-year Fund
• Section: 一般
• Review Section: Basic Section 30010:Crystal engineering-related
• Research Institution: National Institutes for Quantum Science and Technology
• Principal Investigator: 大和田 謙二 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 関西光量子科学研究所 放射光科学研究センター, グループリーダー (60343935)
• Co-Investigator(Kenkyū-buntansha): 黒岩 芳弘 広島大学, 先進理工系科学研究科(理), 教授 (40225280) ; 水牧 仁一朗 熊本大学, 大学院先端科学研究部(理), 教授 (60360830) ; ナム ヒョンウク 東京理科大学, 創域理工学部電気電子情報工学科, 助教 (60988351)
• Project Period (FY): 2025-04-01 – 2028-03-31
• Project Status: Granted (Fiscal Year 2025)
• Budget Amount: ¥18,850,000 (Direct Cost: ¥14,500,000、Indirect Cost: ¥4,350,000); Fiscal Year 2027: ¥2,860,000 (Direct Cost: ¥2,200,000、Indirect Cost: ¥660,000); Fiscal Year 2026: ¥5,200,000 (Direct Cost: ¥4,000,000、Indirect Cost: ¥1,200,000); Fiscal Year 2025: ¥10,790,000 (Direct Cost: ¥8,300,000、Indirect Cost: ¥2,490,000)
• Keywords: 多結晶材料 / 構造特徴量

Outline of Research at the Start

セラミクス等の、微結晶から成る多結晶材料においては、多くの場合、化学式や結晶単位胞構造が同じであるにも関わらず、プロセスの違い等によりマクロ特性に差異が生じる。この差異を生み出す物理的起源を解明するために、多結晶材料の構造を特徴づける統計的構造特徴量に着目し、これを迅速に求める多粒子迅速計測ユニットを構築する。このユニットを用い、プロセス下その場計測により得られたプロセス毎の統計的構造特徴量を比較し、それらの相関を解明するとともに、材料作製プロセスを最適化する。具体的に強誘電体セラミクス材料を対象に、熱、電場、歪みプロセスの各ケースにおいて適用し、提案手法の有効性を実証する。