Budget Amount *help |
¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000)
Fiscal Year 2028: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2027: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2026: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2025: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Outline of Research at the Start |
高エネルギー重イオン衝突では, 衝突初期に生成されたクォークとグルーオンが強い相互作用によって速やかに熱平衡化し, 超高温クォーク・グルーオン・プラズマ(QGP)流体を形成する. しかし, このQGP流体の形成過程は非定常かつ強結合であり, 第一原理に基づく計算では記述が困難な上, 形成後の流体発展の影響により実験データからその正確な情報を抽出する手段が確立されていない. 本研究では, QGP流体の形成過程と流体発展, 高温QGPと強く相互作用するジェットの発展を現象論的に同時に記述する枠組みを構築し, QGP流体の初期形状とジェット測定量の解析から, 初期QGP形成過程の情報を引き出す。
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