ムラサキゴテンの「色」に関与するフラボノイド生合成機構の解明

• Project/Area Number: 25K09100
• Research Category: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• Allocation Type: Multi-year Fund
• Section: 一般
• Review Section: Basic Section 39030:Horticultural science-related
• Research Institution: Institute of Physical and Chemical Research
• Principal Investigator: 内田 開 国立研究開発法人理化学研究所, 環境資源科学研究センター, 研究員 (10780025)
• Project Period (FY): 2025-04-01 – 2028-03-31
• Project Status: Granted (Fiscal Year 2025)
• Budget Amount: ¥3,900,000 (Direct Cost: ¥3,000,000、Indirect Cost: ¥900,000); Fiscal Year 2027: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000); Fiscal Year 2026: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000); Fiscal Year 2025: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
• Keywords: ムラサキゴテン / アシル化アントシアニン / フラボノイド / tradescantin

Outline of Research at the Start

ムラサキゴテンは名前の通り紫色を呈する植物で、その色の主成分はtradescantinと呼ばれるアシル化アントシアニンであることが知られている。アシル化アントシアニンは一般的なアントシアニンよりも安定性が高いなどの特徴があることから、園芸植物において重要な形質の一つであるが、tradescantinの生合成およびその制御機構などは一切明らかになっていない。つまり、ムラサキゴテンがなぜ・どうやって特徴的な紫色を呈しているかは全くわかっていない。そこで、本研究では各種解析を通してムラサキゴテンが「色」を呈する仕組みの全容を解明する。