記憶の割り当てを支える神経基盤の解明

• Project/Area Number: 25K10617
• Research Category: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• Allocation Type: Multi-year Fund
• Section: 一般
• Review Section: Basic Section 51020:Cognitive and brain science-related
• Research Institution: Tokyo Metropolitan Institute of Medical Science
• Principal Investigator: 鈴木 章円 公益財団法人東京都医学総合研究所, 先端基礎医科学研究分野, 主席研究員 (40424684)
• Project Period (FY): 2025-04-01 – 2028-03-31
• Project Status: Granted (Fiscal Year 2025)
• Budget Amount: ¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000); Fiscal Year 2027: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000); Fiscal Year 2026: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000); Fiscal Year 2025: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
• Keywords: 神経細胞 / グリア細胞 / 恐怖記憶 / 相互作用

Outline of Research at the Start

これまでの研究から、学習の直前までに高い活動を示した神経細胞に記憶が保存されることが報告されている。しかしながら、どのようなメカニズムを介して、特定の神経細胞の活動が高まり、記憶を保存する神経細胞へ準備されるのかは明らかになっていない。
一方、脳内には神経細胞のほかにグリア細胞も存在する。グリア細胞の1種であるアストロサイトは神経細胞を補助し、記憶形成にも重要な役割を果たす。このような背景のもと、本研究ではアストロサイトに着目し、特定のアストロサイトおよび神経細胞の活動を制御可能なシステムを用い、アストロサイトが特定の神経細胞を記憶保存細胞へと誘導するのかを検討する。