Radiomics及びRadiogenomicsを用いた拡張型心筋症の革新的予後予測因子の探索

• Project/Area Number: 25K11410
• Research Category: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• Allocation Type: Multi-year Fund
• Section: 一般
• Review Section: Basic Section 53020:Cardiology-related
• Research Institution: The University of Osaka
• Principal Investigator: 井手 盛子 大阪大学, 大学院歯学研究科, 助教 (90624247)
• Co-Investigator(Kenkyū-buntansha): 溝手 勇 大阪大学, 大学院医学系研究科, 助教 (10584609) ; 増山 潔 大阪大学, キャンパスライフ健康支援・相談センター, 助教 (30838967) ; 中村 大輔 大阪大学, 医学部附属病院, 特任助教(常勤) (30869970) ; 藏本 勇希 大阪大学, 大学院医学系研究科, 招へい教員 (50843794) ; 奥野 翔太 大阪大学, 大学院医学系研究科, 特任助教(常勤) (81000479)
• Project Period (FY): 2025-04-01 – 2028-03-31
• Project Status: Granted (Fiscal Year 2025)
• Budget Amount: ¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000); Fiscal Year 2027: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000); Fiscal Year 2026: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000); Fiscal Year 2025: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
• Keywords: 拡張型心筋症

Outline of Research at the Start

拡張型心筋症は本邦の心移植の主原因となる進行性重症心疾患である。発症には数々の遺伝子変異が関与している。心移植実施数が限られる本邦では、重症化するハイリスク群を同定し有効な治療介入を行う必要がある。近年Radiomicsと呼ばれる医用画像の持つ多系統の多量の情報を統合的に解析し、予後予測などと結びつける試みがある。本研究の目的は、拡張型心筋症患者の心筋性状を心臓MRIにて連続評価しRadiomics統計量を用いて心筋の質を定量化し予後との関連を探索する。また既知原因変異の有無や種類とRadiomics統計量を含めた心臓MRI画像マーカーとの相互関係を評価し、予後不良のハイリスク群を同定する。