グルコーストランスポーターの抑制は乳房外パジェット病の進行を制御できるか

• Project/Area Number: 25K11557
• Research Category: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• Allocation Type: Multi-year Fund
• Section: 一般
• Review Section: Basic Section 53050:Dermatology-related
• Research Institution: Hirosaki University
• Principal Investigator: 六戸 大樹 弘前大学, 医学研究科, 准教授 (50436036)
• Co-Investigator(Kenkyū-buntansha): 松本 実か 弘前大学, 医学研究科, 助教 (51012009) ; 古川 和仁 弘前大学, 医学研究科, 助教 (90989047)
• Project Period (FY): 2025-04-01 – 2028-03-31
• Project Status: Granted (Fiscal Year 2025)
• Budget Amount: ¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000); Fiscal Year 2027: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000); Fiscal Year 2026: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000); Fiscal Year 2025: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
• Keywords: 乳房外パジェット病 / GLUT1

Outline of Research at the Start

乳房外パジェット病（EMPD）は、外陰部に生じやすい皮膚悪性腫瘍であり、進行すると転移を生じ予後不良となる。しかし、その病態は未解明の点が多く、有効な治療法は開発されていない。近年グルコーストランスポーター1（GLUT1）の発現が種々の進行期悪性腫瘍で増強しており、GLUT1が治療ターゲットとなりうることが報告されている。我々は先行研究を行い、EMPDでは進行病変でGLUT1発現が増強していることを明らかにした。本研究ではEMPDのGLUT1を抑制することにより、i）細胞増殖能、浸潤能、転移能が抑制されること、ii）抗がん剤抵抗性が解除されること、を示すことを目標とする。