大腸癌におけるRNF43遺伝子の変異部位に着目した分類と分子病理学的特徴の解明

• Project/Area Number: 25K11951
• Research Category: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• Allocation Type: Multi-year Fund
• Section: 一般
• Review Section: Basic Section 55020:Digestive surgery-related
• Research Institution: Niigata University
• Principal Investigator: 松本 瑛生 新潟大学, 医歯学総合病院, 専任助教 (30769401)
• Co-Investigator(Kenkyū-buntansha): 島田 能史 新潟大学, 医歯学系, 講師 (20706460) ; 中野 麻恵 新潟大学, 医歯学総合病院, 特任助教 (20790281) ; 近藤 修平 新潟大学, 医歯学総合病院, 特任助教 (30991187) ; 山井 大介 新潟大学, 医歯学総合病院, 専任助教 (40965737) ; 若井 俊文 新潟大学, 医歯学系, 教授 (50372470) ; 大関 瑛 新潟大学, 医歯学総合研究科, 客員研究員 (50975646) ; 中野 雅人 新潟大学, 医歯学系, 助教 (70744788) ; 永井 貴大 新潟大学, 医歯学総合病院, 特任助教 (90982900)
• Project Period (FY): 2025-04-01 – 2028-03-31
• Project Status: Granted (Fiscal Year 2025)
• Budget Amount: ¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000); Fiscal Year 2027: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000); Fiscal Year 2026: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000); Fiscal Year 2025: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
• Keywords: 大腸癌 / RNF43 / 粘液形質

Outline of Research at the Start

RNF43はWNT経路において、細胞増殖を制御する癌抑制遺伝子である。RNF43遺伝子の機能的ドメインは5’側に集中して存在するが、RNF43変異部位による大腸癌の分子病理学的特徴は明らかではない。本研究は、RNF43 codon313を境界として3つの機能的ドメインが含まれる5’側の変異（機能喪失型変異）と機能的ドメインが含まれない3’側の変異（潜在型変異）に2分割し、両者の臨床的特徴・病理組織学的特徴・変異シグネチャーの特徴を解析する。