新規化合物Resorcimolineによる脳虚血再灌流時の脳保護効果の検討

• Project/Area Number: 25K12365
• Research Category: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• Allocation Type: Multi-year Fund
• Section: 一般
• Review Section: Basic Section 56010:Neurosurgery-related
• Research Institution: Oita University
• Principal Investigator: 永島 瞭太朗 大分大学, 医学部, 医員 (51002563)
• Co-Investigator(Kenkyū-buntansha): 樋口 明弘 金沢大学, 先端科学・社会共創推進機構, 特任准教授 (20383755) ; 河島 毅之 大分大学, 医学部, 助教 (20791049) ; 徳丸 治 大分大学, 福祉健康科学部, 教授 (40360151) ; 上野 和寛 大分大学, 医学部, 医員 (40983614) ; 宮本 伸二 大分大学, 医学部, 教授 (70253797)
• Project Period (FY): 2025-04-01 – 2028-03-31
• Project Status: Granted (Fiscal Year 2025)
• Budget Amount: ¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000); Fiscal Year 2027: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000); Fiscal Year 2026: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000); Fiscal Year 2025: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
• Keywords: 虚血再灌流障害 / 抗酸化剤 / フリーラジカルスカベンジャー / 脳梗塞 / フリーラジカル

Outline of Research at the Start

虚血性脳卒中において、虚血再灌流傷害の予防は神経学的予後の改善に重要であり、その原因となるフリーラジカルの消去剤は脳保護薬として期待される。新規抗酸化化合物Resorcimoline (RML)は脳虚血再灌流時に生じるフリーラジカルを消去することにより、新たな脳保護薬となり得るかを検証する。そのために細胞レベルと生体レベルの両面から、RMLの脳虚血再灌流傷害に対する脳保護効果を明らかにする。
研究内容としては、神経細胞培養実験によりRMLのフリーラジカル消去能を解析する。ラットの脳虚血再灌流モデルを用いてRMLの急性期脳保護効果を検証し、慢性期モデルにより神経学的予後改善効果を検証する。