舌再建術後の構音障害に対するデジタル技術を用いた評価法と最適治療法の確立への挑戦

• Project/Area Number: 25K13314
• Research Category: Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
• Allocation Type: Multi-year Fund
• Section: 一般
• Review Section: Basic Section 57080:Social dentistry-related
• Research Institution: Okayama University
• Principal Investigator: 兒玉 直紀 岡山大学, 医療開発領域, 講師 (70534519)
• Co-Investigator(Kenkyū-buntansha): 萬田 陽介 岡山大学, 医歯薬学域, 助教 (60794477) ; 桑原 実穂 岡山大学, 医歯薬学域, 助教 (30868287) ; 丸尾 幸憲 岡山大学, 医療開発領域, 講師 (60314697) ; 戸原 玄 東京科学大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授 (00396954)
• Project Period (FY): 2025-04-01 – 2028-03-31
• Project Status: Granted (Fiscal Year 2025)
• Budget Amount: ¥4,550,000 (Direct Cost: ¥3,500,000、Indirect Cost: ¥1,050,000); Fiscal Year 2027: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000); Fiscal Year 2026: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000); Fiscal Year 2025: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
• Keywords: 口腔がん / 再建舌 / デジタル技術 / 構音障害

Outline of Research at the Start

人口の高齢化に伴い口腔がんの罹患率は年々増加している。口腔がん（特に舌がん）により舌再建を行った患者は、しばしば構音障害を呈するようになり、歯科的介入が必要になる。構音障害の治療には様々な口腔内装置が用いられているが、治療法の選択は専門医の経験に則っていることが多く、治療が体系的ではないと言える。また、同患者は経年的に再建舌の委縮を認めるようになるが、現時点では再建舌を含む口腔内変化を経時的に評価することは不可能である。そこで本研究では、１）再建舌を含む口腔内の状態を一塊でデジタルデータ上に再現すること、２）舌再建術後による構音障害に対する最適な治療用口腔内装置を確立すること、を目的とする。