Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
国や業界団体でのオークションにおいて、入札時の情報公開化が進んでいるが、競合他社間での入札談合(合意形成)が図られやすくなる可能性が指摘されている。本研究では、①入札者間のコミュニケーションの有無及びその形式、②「落札者の身元公開」と「落札額の公開有無」の情報構造の設計の視点から、オークションへの共謀行動にどのような影響を及ぼすかを、経済実験を用いて考察するものである。