Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
自閉スペクトラム症(ASD)児には過度に限局または固執した興味がある。このことから、ASD児一人一人の「選好性」を活かした教育・支援が望まれる。そこで本研究では、教員を対象に、(1)選好性を活かした教育・支援法への必要性理解を高めることを目的とした研修、(2)有効性が確かめられた選好性を活かした教育・支援法の技能向上を目的とした研修の効果を検証する。本研究の知見は教員のASD児に対する教育・支援の向上につながり、ASD児が自発的に適応行動を学ぶ特別支援教育の実現に寄与すると考える。