Emergence of hierarchical structures through interactions among diverse individuals

• Project/Area Number: 25K17115
• Research Category: Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
• Allocation Type: Multi-year Fund
• Review Section: Basic Section 10010:Social psychology-related
• Research Institution: The University of Tokyo
• Principal Investigator: 中田 星矢 東京大学, ニューロインテリジェンス国際研究機構, 特任研究員 (20983381)
• Project Period (FY): 2025-04-01 – 2028-03-31
• Project Status: Granted (Fiscal Year 2025)
• Budget Amount: ¥4,680,000 (Direct Cost: ¥3,600,000、Indirect Cost: ¥1,080,000); Fiscal Year 2027: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000); Fiscal Year 2026: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000); Fiscal Year 2025: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
• Keywords: 文化進化 / 階層性 / 繰り返し学習 / 社会的相互作用 / 認知発達

Outline of Research at the Start

言語や音楽などヒト文化には体系的な階層構造が見られる。研究者は、はじめは無秩序だった系列情報が、人々の学習と情報伝達のプロセスを繰り返すことで徐々に階層構造を獲得することを示してきた。従来の研究は均質な人々を想定した分析やモデリングを行ってきたが、認知的にヘテロな個人から構成される集団では、階層構造の創発がさらに促進される可能性がある。本研究では、異なる認知傾向を持つ人々が相互作用をするときに、どのようなメカニズムで階層構造が創発するのかを検証する。そのために、子どもから成人までを対象とした実験室実験及び認知的な多様性を実装したエージェント・ベース・モデルを構築する。