Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
屋外環境におけるロボットの自己位置推定では,GNSS(Global Navigation Satellite System)が重要な要素技術として期待されている.ここでGNSSからの反射信号であるNLOS(Non-Line-Of-Sight)マルチパスは大きな推定誤差を発生させ,GNSS測位における未解決問題として知られている.本研究の核心をなす問いは「NLOSマルチパスによる距離誤差を補正し測位に利用することは可能か?」である.(1)三次元地図を用いた幾何モデルによる補正手法,(2)環境情報を入力とした深層学習による補正手法,(3)幾何ベースと学習ベースのハイブリッド補正手法を研究する.