Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
本研究は,共有係留方式を採用した浮体式洋上風力発電システムの解析手法を開発するものである.共有係留は係留索を共有することで建設コストの削減が期待される革新的な方式であるが,既存手法では非線形相互作用を正確に捉えられないことや計算コストが高いことなど課題がある.そこで,完全非線形ポテンシャル理論に基づく境界要素法(FNPBEM)とGPUによる混合精度高速多重極展開を導入し,効率的かつ高精度な動的解析を実現する.