Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
ニューラルネットワークポテンシャル(NNP)により超高速化された反応経路自動探索法を活用し、CH4燃焼触媒として有望なゼオライト担体のバーチャルスクリーニングを実施する。NNPとは、DFT計算の結果を大量に学習したポテンシャルのことである。これまでの固体触媒の計算科学では、計算者が素反応を一段階ずつ検討する必要があったため、主生成物への反応パスしか考慮されていなかった。NNPを用いた高速反応経路自動探索を行うことで、主反応経路以外の反応パスについても網羅的に検討し、従来難しかったゼオライト担体のバーチャルスクリーニングの方法論を確立する。