Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
クルクミンはウコンに含まれるポリフェノールで、様々な健康の維持増進作用を有することが報告されている。しかし一方で、動物実験やヒト試験で同様の効果があったという報告、なかったという報告の両方があり、in vitro試験で認められた作用をin vivo試験で裏付けるほどの効果を証明するに至っていない。本研究は「生理条件下で生成されるクルクミン酸化物が炎症抑制作用の活性本体である」という仮説を立て、これを検証することを目的とする。