Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
脊椎動物が、様々な器官に非視覚性光受容体を発現することが近年明らかになってきているが、その生理的機能は多くが未知である。本研究では、メダカ脳下垂体に発現する光受容体Opn3の光受容メカニズムと、その生理機能の解明を目的とする。そのために、遺伝子ノックイン技術、Single cell RNA-seqおよびライブイメージングを効果的に用いることにより、細胞レベルでの光受容メカニズムをリアルタイムで解析する。さらに、全身での役割までをも解析することで、非視覚性光受容現象の細胞から個体における一連の理解を深め、光を活用した生命現象の一端を明らかにすることを目指す。