Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
生体内で吸収され骨に置換する炭酸アパタイト(CO3Ap)とコラーゲンを複合化させることで、3次元的多孔構造を有し、欠損部位に応じた形態付与性を有するCO3Apスポンジを作製する。このCO3Apスポンジと骨髄幹細胞を用いて新規の骨再生医療用スキャフォールドを開発する。まず作製条件を変えることで様々な形態を付与できるCO3Apスポンジを開発し、実験動物を用いて骨形成や材料の吸収性を評価する。次に、骨髄幹細胞の培養に適したCO3Apスポンジの調製条件を探索する。その後、選定したCO3Apスポンジと骨髄幹細胞を複合化させ、異所性骨再生により、骨再生医療用スキャフォールドとしての有効性を検討する。