Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
偽造医薬品、未承認医薬品等の脅威から免れない昨今、これらを排除し、高品質な医薬品を届けるための医薬品セキュリティ対策は急務である。本研究では、固体試料を主な対象として、前処理や有機溶媒が不要で、環境を選ばず実施可能な直接分析を用いた非破壊的定性・定量による医薬品品質評価の可能性に挑戦する。固体試料をドライな大気中で分析可能なラマン散乱法と励起蛍光マトリックスを用いて、固体医薬品に含まれる成分の固体状態での定性・定量法を検討し、医薬品流通過程に実装可能な品質評価法の開発を目指す。本評価法の確立は、有機溶媒を要せず、サステナビリティの観点からも有用であり、医薬品セキュリティ対策の強化に貢献する。