Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Exploratory)
家庭ごとに設置されている水道スマートメータから得られる1時間ごとの水道使用量からフレイル(健常と要介護の間の状態)を検知することができるデジタルヘルス手法を開発し、健康長寿社会の形成に貢献する。水道スマートメータは、全ての家庭を対象に屋外に設置されているため、プライバシーを侵害せずにデータ収集が可能である。さらに、水道事業は原則として市町村が経営することとされているため、地方自治体との連携がとりやすい。本研究では、65歳以上の独居または二人暮らしの家庭の水道使用量データから横断的にフレイルを検知し、地方自治体の高齢者福祉サービスに活かすことを目指す。