合理的反応設計に基づくフローマイクロリアクター合成の新展開
Project/Area Number |
26248012
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Research Field |
Organic chemistry
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
吉田 潤一 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (30127170)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
清水 章弘 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (30584263)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2015-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥18,070,000 (Direct Cost: ¥13,900,000、Indirect Cost: ¥4,170,000)
Fiscal Year 2014: ¥18,070,000 (Direct Cost: ¥13,900,000、Indirect Cost: ¥4,170,000)
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Keywords | 合成化学 / フローマイクロリアクター / 不安定活性種 / 反応制御 / 反応設計 / インライン分析 |
Outline of Annual Research Achievements |
合成化学をさらに発展させ時代の要請に即応させるためには、新しい視点や斬新な手法を導入し、新たな高みへと飛躍する必要がある。本研究の目的は、フローマイクロリアクターの特性を生かして短寿命活性種を制御し、高い選択性で反応時間秒~ミリ秒オーダーの超高速合成反応を行うフラッシュケミストリーを深化させ、フラスコでは実現困難な新規反応を開拓し、合成化学の新分野を構築することである。 本目的を達成するために、不安定有機アニオン活性種の生成と分解の速度論的解析法の確立および短寿命活性種の直接観測のためのインライン解析装置の構築に着手した。 不安定有機アニオン活性種の生成と分解の速度論的解析法の確立においては、短寿命有機アニオン活性種であるo-ハロフェニルリチウム種の生成とベンザインへの分解について検討を行い、ハロゲンの違いによるリチオ化の速度やo-ハロフェニルリチウム種の反応性と安定性の情報を得た。 短寿命活性種の直接観測のためのインライン解析装置の構築については、予備的な実験を行いインダイレクトカチオンプール法により発生させたアルコキシカルベニウムイオンが短寿命活性種として適切であることを明らかにした。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)