2本鎖RNAによるNK細胞非依存性感染抵抗性増強機構の解明
Project/Area Number |
26460518
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Research Field |
Bacteriology (including mycology)
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Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
江本 正志 群馬大学, 大学院保健学研究科, 教授 (70232981)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2016)
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Budget Amount *help |
¥5,070,000 (Direct Cost: ¥3,900,000、Indirect Cost: ¥1,170,000)
Fiscal Year 2016: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2015: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
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Keywords | 二本鎖RNA / PolyI:C / αガラクトシルセラミド / CD1dテトラマー / インバリアントナチュラルキラー細胞 / インターロイキンー12 / NK細胞 / Listeria monocytogenes / 2本鎖RNA / NK細胞 / リステリア |
Outline of Annual Research Achievements |
二本鎖RNA(PolyI:C)の細菌感染症に及ぼす影響について解析した。今年度はナチュラルキラー細胞に加えて、インバリアントナチュラルキラー細胞に及ぼす影響についても解析した。インバリアントナチュラルキラー細胞の解析にはαガラクトシルセラミドをロードしたCD1dテトラマーが必要なことから、ドイツマックスプランク感染生物学研究所においてαガラクトシルセラミドをロードしたCD1dテトラマーを作成し、細菌感染後の本細胞の動態について解析した。インバリアントナチュラルキラー細胞は他の臓器と比べて肝臓に高頻度に存在することから、肝臓に存在する本細胞の動態を中心に解析した。その結果、予めマウスに二本鎖RNA(PolyI:C)を投与すると、肝臓に存在するαガラクトシルセラミドをロードしたCD1dテトラマー反応性細胞、即ちインバリアントナチュラルキラー細胞が検出出来なくなることが明らかとなった。本細胞が検出出来なくなる要因は、申請者等のこれまでの研究によりインターロイキンー12の大量産生によることが明らかになっていることから、二本鎖RNA(PolyI:C)を投与すると、インターロイキンー12が大量に産生され、その結果として、I型免疫応答が強く誘導され、細菌感染に対して防御的に働いていると推測される。このように、本研究によって、二本鎖RNA(PolyI:C)の投与はナチュラルキラー細胞のみならず、インバリアントナチュラルキラー細胞に対してもインターロイキンー12の産生を誘導することにより、影響を及ぼしていることが明らかになった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
これまでは実験室が無償で使用出来ていたが、突然年間にして250万円程度を支払わなければならなくなり、実質上研究が出来なくなった。そのため、計画通りに研究が行えず、結果として大幅に研究が遅延する結果となった。
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Strategy for Future Research Activity |
上述した通り、実験室が実質上使用不能となったため、現在共同研究してもらえそうな企業を探している。残念ながら名乗りを上げてくれる企業がいないことから、申請者が以前に勤務していたドイツマックスプランク感染生物学研究所のロバート・フルヴィッツ博士に協力してもらい研究を遂行する予定である。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
上述した通り、実験室が実質上使用不能となったため、現在共同研究してもらえそうな企業を探している。残念ながら名乗りを上げてくれる企業がいないことから、申請者が以前に勤務していたドイツマックスプランク感染生物学研究所のロバート・フルヴィッツ博士に協力してもらい研究を遂行する予定である。
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Report
(3 results)
Research Products
(1 results)