Budget Amount *help |
¥3,640,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥840,000)
Fiscal Year 2015: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2014: ¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
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Outline of Annual Research Achievements |
研究代表者の死去によって終了となったため, 研究を実施できた期間が短く, ほぼ準備のみで終了し, 発表できた成果は少なかった. 1年目の目標であった対象人工膝関節の選定・設計や, 対象動作の検定については実施できたが, 具体的な成果として発表できた内容は少なかった. (1) モジュラー化した人工膝関節の製作について モジュラー化の方法や, 関節接触面の形状に関する可変パラメータについて検討していた段階であり, また, 対象人工関節を解析するためのモデル作成ソフトウェアや, 実験に用いるモデルを作製する工作機械についても, 必要な仕様を検討し, 調達する段階であった. そのため, 具体的な成果としての発表はできておらず, 実験・解析の準備中で終了した. ただし, 人工膝関節のモジュラー化設計, 国際的テーラーメードによる開発手法については国際会議にて1件発表した. (2) 文化圏ごとに特徴的な動作の解析について 日本向けの人工膝関節の開発については, 従来から継続していた研究であったため, 正座姿勢での膝関節まわりのキネティクスを算出し, 口演発表までを行った. 他文化圏における特徴的な動作については, 動作・姿勢を選定し, 現有の動作解析装置によって予備的な動作測定実験を行っていたが, 具体的な成果として発表するには至らなかった. (3) 実験および解析について 実験に用いる膝関節シミュレータについては, 構造や測定に関する部分が完成し, 筋力制御の最適化を行いつつある状態である. ここまでは他課題(課題番号24300201)の成果であるが, 前述したように本課題の実験・解析を行う準備は整わないまま終了となり, 具体的な成果は出なかった.
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