うつ・不安に対するインターネット心理援助プログラムの開発と効果検討
Project/Area Number |
26885049
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Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Clinical psychology
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Research Institution | Nara Women's University |
Principal Investigator |
梅垣 佑介 奈良女子大学, 生活環境科学系, 助教 (00736902)
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Project Period (FY) |
2014-08-29 – 2015-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 臨床心理学 / 認知行動療法 / インターネット / うつ / 不安 / 国際研究者交流 |
Outline of Annual Research Achievements |
うつや不安に苦しむ多くの人がエビデンスのある専門的心理援助にアクセスできていない状況を鑑み,アクセシビリティの改善を目指しインターネット上で認知行動療法に基づく援助プログラムを開発し妥当性と有効性を検討することを目的として研究を行った。計画初年度である平成26年度にはインターネット心理援助プログラムのコンテンツ開発を目指し,コンピュータ上・インターネット上で提供される心理援助の展望研究(梅垣,2014)を発表したほか,行動活性化療法や認知行動療法,森田療法に関する文献調査,国内外で活躍する各療法の専門家との意見交換,各療法を用いた事例研究,およびインターネット上での適切な効果測定尺度の検討を進めた。特に,2015年2月にはブリティッシュ・コロンビア大学(カナダ)に渡航し,各療法の専門家との意見交換を行ったほか,心理援助の専門家を主な対象とした公開セミナーを行った(Umegaki, 2015)。また,各療法を用いた事例研究,およびインターネット上での適切な効果測定尺度の研究については,複数本の学術論文を投稿中・投稿準備中である。インターネット心理援助のためのコンテンツは現在開発中であり,今後インターネット上へのアップロードを目指す。実現すれば,カウンセリングルームや相談機関に直接来談しなくても,インターネット環境があれば援助資源にアクセスできる環境づくりができ,うつや不安に苦しむ人にとって援助を求める選択肢の幅が広がると考えられる。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)