ケミカルバイオロジーに基づく植物ウイルス病治療薬の網羅的同定
Project/Area Number |
26892012
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Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Plant protection science
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
岡野 夕香里 東京大学, 農学生命科学研究科, 研究員 (90734872)
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Project Period (FY) |
2014-08-29 – 2016-03-31
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Project Status |
Declined (Fiscal Year 2015)
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Budget Amount *help |
¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
Fiscal Year 2015: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | オオバコモザイクウイルス |
Outline of Annual Research Achievements |
植物ウイルスは農業生産に甚大な被害を及ぼすが、菌類や細菌に対して通常行われるような農薬スクリーニングを行なうことはできず、これまでに有効な農薬は開発されていない。本研究では、ウイルスの増殖を阻害する化合物を化合物ライブラリーの中から網羅的に特定することを目的としている。 平成26年度はまずウイルスの増殖を阻害する化合物のスクリーニングを行うのに最適なハイスループットな系の検討を行った。シロイヌナズナの培養細胞からプロトプラストを抽出し、GFP 付加したオオバコモザイクウイルス (PlAMV) の感染性クローン(PlAMV-GFP) とポリエチレングリコールを加えてウイルス接種をおこない、ウイルス増殖に伴ってGFP蛍光が観察されることを確認した。次に、大量のサンプルを簡便に処理できるよう、96穴マイクロタイタープレートを用いて同様の実験を行い、GFP蛍光を蛍光プレートリーダーで全サンプルで安定して定量出来る条件の検討を行った。また、PlAMV以外の数種のウイルスについてもGFPを付加した感染性クローンを構築し同様の接種試験と検出条件の検討を行った。また、ウイルスを接種するだけで、細胞が死にGFP蛍光が減少する可能性を排除するため、接種後に生細胞・死細胞同時染色試薬で染色し、蛍光プレートリーダーによって試薬に由来する蛍光を定量することで生細胞と死細胞の割合を計測し、顕微鏡によって細胞形態を観察し、細胞形態が正常であるかどうかを確認した。
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Research Progress Status |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)
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[Journal Article] Cell death triggered by a putative amphipathic helix of radish mosaic virus helicase protein is tightly correlated with host membrane modification.2015
Author(s)
Hashimoto M., Komatsu K., Iwai R., Keima T., Maejima K., Shiraishi T., Ishikawa K., Yoshida T., Kitazawa Y., Okano Y., Yamaji Y., Namba S.
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Journal Title
Molecular Plant-Microbe Interactions
Volume: 28
Issue: 6
Pages: 675-88
DOI
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Peer Reviewed / Acknowledgement Compliant
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