シェーグレン症候群における病因CD4+T細胞を標的とした疾患特異的治療戦略の構築
Project/Area Number |
26893028
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Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Collagenous pathology/Allergology
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
小賀 麻菜(飯塚麻菜) 筑波大学, 医学医療系, 助教 (80734821)
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Project Period (FY) |
2014-08-29 – 2015-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 制御性T細胞 |
Outline of Annual Research Achievements |
SSと非常に類似した病態を呈するモデルマウス(RORγtトランスジェニックマウス)を用いて、発症に関わる病因CD4+ T細胞を同定し、その機能について明らかにするため、以下の詳細な解析を行った。 (1) 唾液腺局所に浸潤するCD4+ T細胞を分離し、TCR刺激後のサイトカイン産生を確認した。また、浸潤CD4+ T細胞のサブセットについて検討するため、リアルタイムPCRによりT細胞サブセット関連分子のmRNA発現を比較した。その結果、TCR刺激後のCD4+ T細胞は、IL-17のみならずIFNg、IL-4、IL-21を高産生した。それらの細胞において、Th17細胞関連分子の高発現およびTh1、Th2、Tfh細胞関連分子の高発現も認めた。 (2) 病因CD4+ T細胞の唾液腺浸潤過程において、制御性CD4+ T細胞 (Treg細胞) の関与を調べるため、RORγt TgマウスにおけるTreg細胞数、抑制機能について詳細に検討した。その結果、Treg細胞数の有意な減少が認められた。一方で、Treg細胞の抑制能については、コントロールマウスと比較して、有意な差は認められなかった。そこで、病因CD4+ T細胞に対するTreg細胞の抑制能を評価した結果、病因CD4+ T細胞に対する充分数のTreg細胞存在下では、唾液腺炎発症は阻害された。しかし、Treg数の減少により病因CD4+ T細胞が誘起する唾液腺炎を抑制できないことが明らかとなった。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Report
(1 results)
Research Products
(5 results)