Project/Area Number |
26893063
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Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Immunology
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Research Institution | Tokyo Medical and Dental University |
Principal Investigator |
山西 吉典 東京医科歯科大学, 医歯(薬)学総合研究科, 講師 (10735244)
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Project Period (FY) |
2014-08-29 – 2015-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
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Budget Amount *help |
¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2014: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 免疫学 / 免疫レセプター |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的を達成するため、平成26年度は以下の研究計画を遂行した。 1、未知のTREM1リガンドを同定するため、レトロウイルスを用いた発現クローニングを行った。まずTREM1-Fc融合キメラ蛋白を用いてマウス由来のTREM1リガンド発現細胞を同定し、この細胞からcDNAライブラリーを作製した。得られたcDNAライブラリーをリガンド非発現細胞株にレトロウイルスベクターで導入した。一部の細胞株はライブラリー中に含まれるリガンドのcDNAが導入されることで、リガンド発現細胞へと形質転換するため、この細胞をTREM1-Fcの結合を指標にソーティングした。こうして得られた細胞株のゲノムを回収し、導入されたcDNAを解析した結果、TREM1リガンドの候補分子を同定した。 2、得られたリガンド候補分子がTREM1の機能的リガンドとして作用するか検証した。TREM1リガンド候補分子のFc融合蛋白を作製し、可溶性リガンドとしてTREM1の刺激に用いた。また、CHO細胞や293T細胞の細胞表面にTREM1リガンド候補分子を過剰発現させ、膜性リガンドとして利用した。TREM1を発現するマクロファージおよび好中球をエフェクター細胞として用い、可溶性/膜性TREM1リガンド候補分子の刺激によりTREM1に関連したシグナル伝達(ERK, p38, JNK, AKTのリン酸化)や炎症性サイトカイン、ケモカインの産生が誘導されるか検討した。そして、これらの現象が抗TREM1抗体によるTREM1阻害、およびsiRNAによるTREM1のノックダウンによって抑制されるか検証し、リガンド候補分子のTREM1に対する機能的特異性を確認した。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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