児童が地域社会に参画することができるようになる教材の開発~まちづくりの視点から~
Project/Area Number |
26908015
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Encouragement of Scientists
|
Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
教科教育学Ⅰ(文科系)
|
Research Institution | Kagawa University |
Principal Investigator |
河田 祥司 香川大学, 教育学部附属高松小学校, 教員
|
Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2015-03-31
|
Project Status |
Completed (Fiscal Year 2014)
|
Budget Amount *help |
¥300,000 (Direct Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2014: ¥300,000 (Direct Cost: ¥300,000)
|
Keywords | 社会参画 / まちづくり / 小学校教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
人と人・人とまち・人と自然等をつなぐ方策の創出, 自分の住んでいる地域や国に対する愛情や誇りを醸成する日本(地域)独自のデザインを明らかにすることを目的とし, 小学校の教師と都市デザインの専門家, 地域の有識者等との対話を通じて, 研究してきた。計画としては, 5つのstepを設けている。本年度は, これまでの研究をテキストにし, 教育現場で活用しながら検証する第4 stepであった。地域の課題に対して, 専門家チームと協働しながら実践し, 事例を増やしてきた。「どのようにすれば, まちは賑わうのか」という課題で, 以下の7つの視点を導き出し, 迫った。 1 個性・・・アイデンティティをもった場所 2 連続性と領域性・・・公共の空間と私的な空間との適切な区別 3 公共空間の質・・・魅力的で機能する屋外領域 4 移動しやすさ・・・たどりつきやすく, 通りやすい場所 5 わかりやすさ・・・明解なイメージ, 把握しやすい場所 6 順応性・・・容易に変容できる場所 7 多様性・・・空間の質や行動の選択肢が豊富な場所 第5 Stepでは, 上記の視点から子どもたちが考えられるかどうか検証し, 事例を一般化して広めていく段階である。本年度は, 事例数が十分ではないことで, 他の図書に一部の実践を編著として記録した。2015年度中に発売予定である。
|
Report
(1 results)
Research Products
(2 results)