周産期看護・助産教育におけるCAIシステムの開発(マイクロコンピュータを使用して
Project/Area Number |
59870090
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Research Category |
Grant-in-Aid for Developmental Scientific Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Field |
Nursing
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Research Institution | Osaka Prefectural College of Nursing |
Principal Investigator |
末原 紀美代 大阪府立看護短大, その他, 講師 (90112044)
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Project Period (FY) |
1984 – 1985
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1985)
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Budget Amount *help |
¥9,200,000 (Direct Cost: ¥9,200,000)
Fiscal Year 1985: ¥4,600,000 (Direct Cost: ¥4,600,000)
Fiscal Year 1984: ¥4,600,000 (Direct Cost: ¥4,600,000)
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Keywords | CAI / プログラム学習 / 看護教育 / 周産期看護 / 助産婦教育 |
Research Abstract |
目的:看護:助産に必要な知識・情報を系統的に整理・統合し、社会の進歩に伴う高度な看護ケアを実施するに必要な情報収集能力・観察能力・判断能力・問題解決能力ならびに看護技術展開能力を学習者の興味を引き起しながら包括的に修得させることを目標としたCAIシステム教育を導入し、プログラム開発を行った。 方法:冨士通マイクロコンピュータFM16βをホストコンピュータとし、同じくFM11を端末機とし、CAIシステムはネットワーク型を採用した。ホストにおいては【◯!1】コースウェア、【◯!2】学習過程記録、【◯!3】キーボード、【◯!4】CRT、【◯!5】漢字プリンタ、端末機においては【◯!1】キーボード、【◯!2】CRTが接続されており、学習者は端末機でCAI学習を受ける。学習は、全てホストコンピュータにおいて制御されている。 結果:本研究におけるCAIシステム学習の形態は個別指導型を採用し、【◯!1】学習課題の標示→【◯!2】学習者のID入力→【◯!3】問題提示→【◯!4】解答→【◯!5】正誤判定→【◯!6】評価→【◯!7】学習過程の記録→【◯!8】総合成績の提示という流れであり、誤答した場合は学習不十分処理サブルーチンが作動する。プログラム開発においては周産期看護における視点を定め、表1のようなプログラムを開発した。開発したプログラムを助産婦学生に使用した結果、学生の学習意欲を引き起しながら学習効果を高めることが出来た。試用実験の結果、いくつかの問題点が抽出され、それらに対応するプログラム修正を実施した。今後さらにプログラムの質を高め、量を増やし有機的に結合させれば高度な周産期看護の学習が可能となる。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)