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ヒト乳癌遺伝子の分離同定と癌タンパク質の解析

Research Project

Project/Area Number 60015098
Research Category

Grant-in-Aid for Cancer Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research InstitutionJikei University School of Medicine

Principal Investigator

大野 典也  東京慈恵会医科大学, 医, 教授 (60147288)

Project Period (FY) 1985
Project Status Completed (Fiscal Year 1985)
Budget Amount *help
¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Fiscal Year 1985: ¥2,800,000 (Direct Cost: ¥2,800,000)
Keywordsヒト乳癌遺伝子 / コ・トランスフェクション / ヌードマウス皮下腫瘍形成
Research Abstract

〔研究目的〕
本研究は、最近我々の研究室で、ヒト乳癌から新らしい方法に依り第二代までのトランスホーマントDNAの分離に成功したので、この遺伝子の分離・同定を試みる。さらにこの乳癌遺伝子の性質を明らかにするとして、癌遺伝子の発現の結果あらたに出現して来る蛋白質に対するモノクローナル抗体を作製して、乳癌の発症の機構を明らかにしようとするものである。
〔本年度研究結果〕1)初代コ・トランスフェクション細胞の腫瘍形成、ヒト乳癌細胞よりのDNAとネオマイシン(G418)耐性遺伝子DNAとをコ・トランスフェクションの結果形質導入し薬剤存在下で増殖可能細胞のみを集めた。
2)5×【10^6】の形質導入細胞をヌードマウス皮下に移植した結果、35日〜49日目に腫瘍形成が確認された。この細胞について制限酵素EcoR1で切断ブロット・ハイブリダイゼーション法でAlu+KpnをプローブとしてヒトDNAの存在を確認した。
3)第二代コ・トランスフェクション、初代トランスホーム細胞よりDNAを得て再びトランスフェクションを試み増殖して来た細胞を5×【10^6】ヌードマウス皮下に移植した結果14日〜21日と初代トランスホーム細胞と比較して2倍以上の早さで腫瘍の増殖を確認した。この第2代トランスホーマント細胞からDNAを得て解析した結果ヒト由来であることが明らかになった。
4)これをラムダ-ファージgtWESに組み込んでクローニングに成功した。その大きさは全体で9kbであった。5)このクローン化した新しいヒト乳癌由来の癌遺伝子と既存の癌遺伝子との異同について検討したところ、ras family,myc,fos,sisとは相同性を示さなかった。目下さらにその詳細を明らかにするべく検討中である。

Report

(1 results)
  • 1985 Annual Research Report
  • Research Products

    (1 results)

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All Publications (1 results)

  • [Publications] 臨床科学. 21-9. (1985)

    • Related Report
      1985 Annual Research Report

URL: 

Published: 1987-03-31   Modified: 2016-04-21  

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