Project/Area Number |
60040038
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Research Category |
Grant-in-Aid for Energy Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
岐美 格 京都大学, 工, 教授 (40025797)
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Project Period (FY) |
1985
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1985)
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Budget Amount *help |
¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
Fiscal Year 1985: ¥3,500,000 (Direct Cost: ¥3,500,000)
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Keywords | 熱エネルギー / 高効率利用 / 伝熱 / 燃焼 / 限界性能 / 最適条件 |
Research Abstract |
本年度は、研究代表者及び分担者全員参加の2回の合同討論会、ならびに昭和61年度研究分担予定者が参加した昭和61年度研究計画発表会を開催した。第1回合同討論会では研究計画の発表と研究の進め方に対する専門的討議を行い、研究の全体計画の徹底をはかった。第2回合同討論会では、本年度の研究成果の発表と討論を行い、研究成果の成果報告書を作成して取纒めた。昭和61年度研究計画発表会では、各研究分担予定者の研究計画の発表を行い、研究の完結に向けての討論と研究計画の調整を行った。総括班会議を3回開催し、本年度の研究計画、研究成果の検討ならびに評価、次年度の研究計画の検討を行った。本年度の研究成果として、中低温熱エネルギーの高効率利用に関する研究では、乱れ促進体による強制対流伝熱の最適促進法、中低温熱エネルギー回収用熱交換器の気相側伝熱特性の診断法、電場による直接接触伝熱の促進、沸騰および蒸発伝熱の促進法と限界性能、フロン蒸気発生器の伝熱性能とその向上、低温機器における相変化不安定に基づく性能限界、二成分蒸気凝縮の最適作動条件、二成分混合物を作動流体とするヒートポンプ、超弾性を利用するエネルギー貯蔵装置、非共沸冷媒を用いる高効率冷凍システム、ミスト冷却熱交換器の高性能化、狭い流路における伝熱促進について、また高温熱エネルギーの高効率利用に関する研究では、高温面の膜沸騰伝熱特性と膜沸騰下限界、高効率沸騰系実現のための気泡の微細化、過渡沸騰除熱の高効率化、ガスタービンの高温化のための全面膜冷却、輻射変換体による超低品位燃料の燃焼促進、アルコール燃料の燃焼特性、内部熱循環による超過エンタルピー火炎の燃焼特性、自己排熱循環による低品位固体燃料の2段燃焼、超希薄混合気を酸化剤とする拡散燃焼、限界熱流束の統一的把握と予測法、輻射性ガスを利用した高効率熱交換器、水素混合噴射気流の着火限界について、成果が得られた。
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Report
(1 results)
Research Products
(2 results)