化学プロセスにおけるエネルギーの有効利用(総括班)
Project/Area Number |
60040040
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Research Category |
Grant-in-Aid for Energy Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
高松 武一郎 京都大学, 工, 教授 (00025785)
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Project Period (FY) |
1985
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1985)
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Budget Amount *help |
¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
Fiscal Year 1985: ¥3,000,000 (Direct Cost: ¥3,000,000)
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Keywords | 化学プロセス / 省エネルギー / プラントオペレーション |
Research Abstract |
本年度、総括班としては、昭和60年8月、10月および昭和61年2月の3回の会合を持ち、それぞれのグループの進捗状況ならびに問題点につき討論を行った。特に昭和62年度における研究成果のまとめの方針につき十分の検討を行ない、研究者毎に研究成果をまとめるのでなく、各グループとも研究テーマ毎にまとめ、各テーマ毎にその分野のレビューと本研究成果の位置づけを明らかにする序論的部分を設けることになった。 例えば、プロセスシステム工学のグループでは、1)新プロセスシステムの開発、2)蒸留塔の操作と制御、3)プロセスの運用とスケジューリング、4)熱処理操作の状態推定と制御、5)エネルギー有効利用と多目的評価 の5グループに分類し、また無機プロセスのグループでは1)高温反応プロセス、2)火力発電方式、3)電解操作の検討、4)黒鉛製造プロセス などに分類することが検討された。このような分類の方法については、昭和61年度の本総括班において最終的に検討する予定である。 昭和61年1月31日(金)、2月1日(土)の2日間にわたって本プロセス班全体の討論会が京大会館で行なわれ、各グループ4名程のスピーカーによる研究成果の発表があった。出席者数は約60名であり、コメンテーターによる活発な討論があったが、エネルギー有効利用という研究目的に対する関わりが分り難いものも2.3みうけられた。 班全体としては本年度はエネルギー評価に各研究者が留意できる段階にまで研究が進展してきているといえ、昭和61年度における研究のまとめが期待できる。
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Report
(1 results)
Research Products
(4 results)