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省エネルギーを考慮した交通流制御方式の研究

Research Project

Project/Area Number 60045036
Research Category

Grant-in-Aid for Energy Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research InstitutionThe University of Tokyo

Principal Investigator

石谷 久  東京大学, 工, 助教授 (70013703)

Project Period (FY) 1985
Project Status Completed (Fiscal Year 1985)
Budget Amount *help
¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Fiscal Year 1985: ¥1,500,000 (Direct Cost: ¥1,500,000)
Keywords路上交通管制モデル / 自動車燃料消費モデル / 加速度計測 / 省エネルギー
Research Abstract

広域地域を対象とした経路誘導等の交通流制御手法を実データに基づいて分析するために、首都圏を対象として交通流、道路状況に関する詳細データを収集し、対象地域の道路交通に関するマクロ的な基本特性を分析した。そして前年度、簡略化したモデルパラメータにより検討した最適化手法に基づいて、これ等の実データに適した適用手法を検討し、首都圏の省エネルギー効果に関して以下の結果を得た。
1) 首都圏を対象として対象地域内の道路、道路交通量(OD交通量) 或いは地域特性を示す人口、昼間人口等の1km単位データを収集し、これをマクロ的に評価・把握するための各種分析手法、表示手法を開発した。この結果、マクロ的には道路交通量と人口、道路等に強い相関があることが認められたが、地域のOD需要発生量迄のモデル化は困難なことが示され、直接OD調査データを用いることが適当なことが明らかとなった。
2) 上の実測データに基づいて、首都圏を対象とした総合的な交通流制御方式とその効果の検討を行なった。本年度は前年度迄に開発した最適化手法の特性、現実に利用可能な道路、交通データの特性、精度を考慮した上で、これらのデータに適用可能な分析手法を検討した。そして1km単位の道路情報と地方自治体を数分割した地域間交通需要に基づき、大規模道路網に適用可能な逐次最適化法によりその経路を省エネルギーの観点から最適化する手法を求め、マクロ的な省エネルギー効果を定量的に評価した。そして首都圏においては1km2レベルの経路最適化のみでも、平均速度を約6%、燃料消費量を25%程度改善可能なことが示された。個々の渋滞地点の状況を把握して、より詳細なデータを得ることが出来ればそのまま本手法に適用可能であり、分析の精度、最適化の効果も一層改善可能なことが示された。

Report

(1 results)
  • 1985 Annual Research Report
  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] The Proceedings of the 1985 SCSC. (1985)

    • Related Report
      1985 Annual Research Report
  • [Publications] シミュレーション. 4-3. (1985)

    • Related Report
      1985 Annual Research Report

URL: 

Published: 1987-03-31   Modified: 2016-04-21  

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