Project/Area Number |
60050003
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Research Category |
Grant-in-Aid for Fusion Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
佐藤 徳芳 東北大学, 工, 教授 (40005252)
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Project Period (FY) |
1985
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1985)
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Budget Amount *help |
¥34,400,000 (Direct Cost: ¥34,400,000)
Fiscal Year 1985: ¥34,400,000 (Direct Cost: ¥34,400,000)
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Keywords | プラズマ / 高周波加熱 / アンテナ |
Research Abstract |
制御核融合研究における重要かつ緊急の課題である高周波加熱の高効率化を目標としながら、特に高周波電力注入に必要とされるアンテナ・給電回路系に重点を置いて研究を進めた。 以下に主な成果の概略を列記する。 1.アンテナ・給電回路系 (1)ICRF帯アンテナと給電系 埋込み型ストット列アンテナと半ターンループアンテナについて、開口電界、近傍電界に着目して解析するとともに、ファラデーシールードの効果を明らかにした。また、整分機能を有する埋込み型アンテナとして、ポスト装荷カットオフキャビティアンテナの提案を行った。さらに、電流駆動用偏波変換型導波管アンテナ、周期ポスト列小型導波管が考案された。 (2)LHRF帯伝送系 特に、大電力真空窓の解析を行い、真空窓の最適化を吟味した。 (3)ECH帯伝送系 多モード導波管内の電磁界解析を行い、大電力ミリ波伝送系の設計法を確立するとともに、新しいモード変換器を提案した。 2.電流駆動・加熱実験 新しく電子サイクロトロン電流駆動に成功した。また、回転電磁界によって単純ミラー中に安定なプラズマを生成することができた。イオンバーンシュタイン波加熱、電磁波のモード変換の基礎過程をも明らかにした。 3.理論・シュミレーション 多くの積極的活動があり、ICRF波とエッヂプラズマの相互作用、LHWの電流駆動、フルート不安定の安定化等に新しい結果を得た。
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