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高温高密度プラズマの高時間空間分解能をもつ光学測定法の研究

Research Project

Project/Area Number 60055011
Research Category

Grant-in-Aid for Fusion Research

Allocation TypeSingle-year Grants
Research InstitutionGunma University

Principal Investigator

平野 克己  群馬大学, 工, 教授 (60008430)

Project Period (FY) 1985
Project Status Completed (Fiscal Year 1985)
Budget Amount *help
¥5,500,000 (Direct Cost: ¥5,500,000)
Fiscal Year 1985: ¥5,500,000 (Direct Cost: ¥5,500,000)
Keywordsプラズマ / 高温 / 高密度 / 核融合 / 軟X線 / 時間分解軟X線像 / イオンビーム / 中性子源 / 乱流
Research Abstract

プラズマフォーカス装置(電源100KV.4μF.330KHz)により発生したプラズマを対象として、プラズマ挙動を単にその発光による高速度撮影ではなしに干渉法でおきかえることによりプラズマの形状を電子密度の空間分布として極力高い時間空間分解能で観測するとともに、巨視的挙動と軟硬X線、中性子、イオンビーム、電子ビームなどの発生の時間相関を調べることを通してプラズマ加熱の機構を検討した。本年度は単一ショットにより必要な情報をすべて求めることが可能となった。主な研究成果は以下の通りである。
1.プラズマの軟X線像の瞬間こまどり撮影、放出される重陽子ビームの時間分解エネルギー分布測定、その発生時に生じているプラズマ中での乱流状態のレーザー散乱測定を同時に行った。これにより露光時間2nsでの軟X線像の撮影、パルス源からの重陽子の分解能サブナノ秒でのエネルギー分布の測定、が可能となった。荷電粒子検出器(MCP使用)に対する較正法も開発し、重陽子に対して有効であることを示した。出力>100MW、光パルス巾2nsのルビーレーザーとエタロンを付加した分光器MEG-50により0.01Åまで分解可能な受光部を用いて散乱実験を行い、プラズマ中のイオン温度の測定を行うとともに、重陽子発生時にプラズマは乱流状態となっていることを確認し、中性る、X線などの発生に到るまでの加熱機構解明のための重要な手がかりを得た。
2.プローブガスとしてArを混入して実験を行い、その高価電離イオンからの軟X線スペクトルを、新たに作成した結晶分光器により測定し 主としてそのドップラー広がりからプラズマのイオン温度を求め、レーザー散乱法による測定結果と相互比較を行った。
これらの研究結果の詳細は一部はすでに刊行されており一部は投稿中である。

Report

(1 results)
  • 1985 Annual Research Report
  • Research Products

    (2 results)

All Other

All Publications (2 results)

  • [Publications] Jpn.J.Appl.Phys.24-3. (1985)

    • Related Report
      1985 Annual Research Report
  • [Publications] Jpn.J.Appl.Phys.24-11. (1985)

    • Related Report
      1985 Annual Research Report

URL: 

Published: 1987-03-31   Modified: 2016-04-21  

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