Project/Area Number |
60055043
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Research Category |
Grant-in-Aid for Fusion Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
横山 和夫 日本大学, 理工, 助教授 (30059464)
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Project Period (FY) |
1985
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1985)
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Budget Amount *help |
¥4,500,000 (Direct Cost: ¥4,500,000)
Fiscal Year 1985: ¥4,500,000 (Direct Cost: ¥4,500,000)
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Keywords | プラズマ / RFP / 非円形断面 |
Research Abstract |
矩形断面導体シェルを用いた非円形断面RFP配位の形成について以下の事項に関して研究を行なった。 1.導体シェルは真空容器内に置かれ、それぞれ一ヶ所づつポロイダルカット及びトロイダルカットを持つ。プラズマ生成時に、特に両カット交叉点からアーキングが生じた。セラミックスによる絶縁処理に加え、ステンレス薄板を用いて交叉点付近をプラズマから遮蔽することにより、現在では顕著なアーキングは認められない。 2.非円形断面であることに加え、アスペクト比が小さいため、カットによる不整磁場を完全に除くことはできないが、これを軽減するようオーミックコイルのより適正な配置を行なった。また、カットからの漏洩磁場とプラズマ内部構造との関係について数値的検討を行ない、トロイダルカットに沿った2個の鞍形コイルにより漏洩磁場の測定を行なった。 3.8チャンネルのデータ処理・集録システムを導入した。 これから 1).実験で得られるトロイダル磁場反転比、トロイダル電流密度等の関係(F-【◯!H】関係)は、無力磁場配位モデルのそれと、おおむね良い一致を見る。しかしRFP配位の持続時間は短かい。 2).RFP配位形成時点で、トロイダルループ電圧の急上昇と、プラズマ電流の上下方向の運動及び電流集中との強い相関が認められた。これは、持続時間制限の要因としてのヘリカルな不安定性の発生を示すと思われるが、その原因及び緩和過程との関係等詳細については、現在解析中である。 4.配位形成過程での電源回路との結合、不純物の影響等についての知見を得るために、0次元コードを作成した。また、ダイバータ配位についての予備的な計算を行なった。 5.赤外レーザ干渉法による密度測定の準備を行なった。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)