Project/Area Number |
60120002
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Research Category |
Grant-in-Aid for Special Project Research
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Allocation Type | Single-year Grants |
Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
藤本 文範 東京大学, 教養, 教授 (70012242)
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Project Period (FY) |
1985
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 1985)
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Budget Amount *help |
¥6,200,000 (Direct Cost: ¥6,200,000)
Fiscal Year 1985: ¥6,200,000 (Direct Cost: ¥6,200,000)
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Keywords | イオンビーム / 固体 / 超高真空 / レーザー |
Research Abstract |
特定研究「イオンビーム・固体相互作用」発足に当り、昭和60年6月16日、班長会議を開き、研究運営方針および本年度における研究会開催等について討論を行った。それに従って9月9日および10日の二日間京大会館において、各計画研究分担者,公募研究担当者が一営に会して第一回研究会を開催した。そこでは各研究者の研究計画の説明を行い、相互の情報交換をはかった。また総括班会議を開いて横の連携の強化をはかる研究推進の方法について討議した。その総括班会議の結論をふまえに研究会が10月19日および11月25日に立案され昭和61年1月12日から15日までの4日間第2回の研究会を湯河原において開催 こゝでは各人の研究の発表することよりもむしろ、研究を進める上での困難さ、同じような方法でやった場合の精度の比較的、講演者はむしろ話題の提供者として討論を主とし、時間もほゞ無制限で行なった。夕食後にはイオンビーム実験における超高真空槽およびそれに付属する各部品についてのワークショップおよびイオンビーム実験におけるレーザーの利用の効果、有用性についてのワークショプを開いた。このワークショップは非常に有意義であり、各部品作成についてのノー・ハウを知り、安価に作成してもらえる工場等、レーザーが原子のどのような状態観察に有効か等の知識を得ることが出来、今後の研究遂行に役立った。またこの研究会においては、特定研究外の他省庁の専問研究者に招待講演を依頼した。今後も外部からの招待講演やテーマを限ってのワークショップを積極的に開催して、特定研究の活性化につとめたい。今年度の研究の締括りとして2月17日と18日の両日、東京において報告会を開催し、すべての研究者による研究成果の発表を行われ、17日は総括班会議を開き、昭和60年度の研究活動の総括と昭和61年度の研究運営方針について討論し、その結果をふまえて3月1,2日に班長会議で具体的方針を確立した。
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